【サイドFIRE】FIRE達成までの過程は「我慢」ではなく「遠足の準備」【自由】

②貧乏ごっこ

今回は、
『サイドFIRE達成までの過程は「我慢」ではなく「遠足の準備」』について書いていきます。

私は30代前半で資産4,000万円、
サイドFIREのような生活を送っています。

社会人になってから9年間をかけ、
資産4,000万円を作りました。

私にとって、
サイドFIRE達成までの過程は、
とても楽しいものでした。

一般的に、
FIRE達成・サイドFIRE達成までの期間は、

「我慢の日々」「未来のために今を犠牲にする」
などのイメージを持たれがちだと思います。

かくいう私も、
サイドFIRE達成までの期間は、
「貧乏ごっこ」と名付けて質素倹約で生きてきました。

※今も「貧乏ごっこ」継続中です

しかし、
それは「我慢」ではなく、

まるで「遠足の準備」でした。

全ては、
捉え方次第です。

質素倹約を楽しむマインドについて、
詳しく解説していきます。

・FIREやサイドFIRE達成に向けて頑張っている人
・FIREやサイドFIRE達成の過程に疲れてきてしまった人

必見です。

少しでも参考にしていただけると幸いです。

〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人

〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。

〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ

本記事の構成は、下記目次の通りです。

はじめに:サイドFIREには向き不向きがある

まず大前提として、
FIREやサイドFIREには向き不向きがあります。

「お金の価値観」が最重要ポイントです。

FIREやサイドFIREに向いているのは、
質素倹約を楽しめる「倹約家」です。

FIREやサイドFIREに向いていないのは、
有り金を全て使ってしまうような「浪費家」です。

「浪費家」の方達は、
FIREやサイドFIREを目指さないことをお勧めします。

質素倹約はの日々は間違いなく「我慢」「苦行」となり、
大きなストレスがかかり、
QOLを著しく下げることでしょう。

※下記記事で詳しく記載しています。

また、
倹約家の中でも、
サイドFIRE達成までの過程が「我慢」「苦行」となってしまう人も居れば、
「遠足の準備」のように楽しめる人も居ると思います。

さらに、
最初は「遠足の準備」のように楽しめていたのに、
長く続けていくうちに「我慢」「苦行」に成り下がった人も多く存在すると思います。

私の経験上、
1,000万円を超えたポイント、
2,000万円を超えたポイント、
3,000万円を超えたポイント、
中間目標を達成した直後に気が緩み、
その後のモチベーションを保つのが難しかったりしま
した

1,001万円から2,000万円に向かう時は、
「さらに1,000万円か・・・」と急に気が遠くなった記憶があります。

『質素倹約を「遠足の準備」のように楽しめる』という要素は、
「サイドFIREを達成できるかどうか」の一種のリトマス試験紙として機能すると考えています。

質素倹約を「遠足の準備」のように楽しむことについて、
私なりの意見をまとめていきます。

質素倹約を「我慢」ではなく「遠足の準備」にする方法

私のサイドFIRE達成までの過程について、
遠足に例えて解説していきます。

下記の3つの段階で例えています。

①遠足の計画

②遠足の荷造り

③遠足のおやつ

遠足の計画≒「自由な日々」をイメージし、ワクワクする

遠足においても、
遠足当日の計画・タイムスケジュールを立てることが大切でした。

そして、
遠足の準備においてはその「ワクワク感」がとても楽しいものでした。

友達と一緒に楽しく遊び、
楽しくお弁当やおやつを食べるイメージをし、
ワクワクしたと思います。

サイドFIREにおいても、
サイドFIRE達成後の「自由な日々」のイメージをすることが大切です。

当然ですが、
この「ワクワク感」は質素倹約の大きなモチベーションとなります。

自由を手にしたら何をするか?

より鮮明なイメージをすることが大切です。

「サイドFIRE達成したらやりたいこと10選」などを作成し、
毎日1回は目を通し、
常にイメージし続けることをお勧めします。

通常「1週間程度」で終わる遠足の準備とは違い、
サイドFIRE達成までの期間は「10年程度」あります。

その長い期間、
ずっと「ワクワク感」を保ち続けるのは正直難しいです。

途中で価値観やライフスタイルが変わることもあります。

価値観やライフスタイルの変化に応じ、
「サイドFIRE達成したらやりたいこと10選」は定期的に刷新し、
いつも新鮮な「ワクワク感」で満たしていきましょう。

遠足の準備のような「ワクワク感」を保ち続けることが出来たら、
間違いなく人生は充実します。

遠足の前日、
「ワクワク感」のせいで眠れなかった時と同じように、
ワクワクするイメージを続けていきましょう。

遠足の荷造り≒「リュックの中身(資産)」は最低限で良い

遠足においても、
「リュックの中身」は性格が出るものだったと思います。

あれもこれも必要だ・・・、
「念のため」これも持っていこう・・・と、
「リュックの中身」を詰めすぎると、
当日は重くなったリュックに苦しめられます。

忘れ物をするのはいけませんが、
過剰に準備しすぎるのも考えものです。

「こんなに必要なかった・・・」
「重いだけだし、必要ないものは置いてくれば良かった・・・」と、
重いリュックを背負いながら後悔した人も多いと思います。

サイドFIREにおいても、
必要以上に資産を作らないことが大切です。

本当は資産3,000万円でサイドFIREできたはずなのに、
「念のため」と資産6,000万円の荷造りを開始してしまっては、
サイドFIRE達成まで2倍近くの時間がかかってしまいます。

※複利効果を味方にすれば、時短は可能です。

遠足は出発日が決まっていますが、
サイドFIREの出発日は自分で決めるものです。

計算を見誤ると、
自由は遠のきます。

自由を手にするのは、
若ければ若いほど良いです。

心配症な人ほど、
楽しい遠足(サイドFIRE)に出発するのが遅くなってしまいます。

そして、
サイドFIREを一番楽しめる時期、
「サイドFIREの旬」も逃してしまうかもしれません。

荷物の軽い身軽な状態で遠足に出た方が、
重いリュックに縛られることがなく、
フットワークも軽くなることもあると思います。

荷造りには時間をかけすぎないよう、
自分に必要な荷物量(資産額)を見極め、
気楽に準備していきましょう。

遠足のおやつ≒「おやつは300円まで」の有限感を楽しむ

遠足において、
一番の楽しみが「おやつ」だった人も多いと思います。

普段の学校では厳禁とされている「おやつ」を、
合法的に持っていくことができる。

ただし、
それには「300円まで」という鉄の掟がありました。

※地域によって異なる?

私は、
この「有限感」が遠足の楽しさを引き立てていたと考えています。

この「300円まで」の戦略にも、
性格が出ると思います。

自分用・交換用のバランスを考えるのも楽しかったりします。

「バナナはおやつに入らない」となれば、
「他の果物(苺など)」や「果物ゼリー(蒟蒻ゼリー)」などで境界線を攻め、
「300円枠」を有効活用することが出来ます。

これぞ質素倹約の醍醐味であり、
このやりくり・創意工夫を楽しめる人は、
FIREやサイドFIREの素質があると思います。

逆に、
この「300円まで」の有限感に窮屈さを感じていたり、

憤りを覚えて300円超過の反則を犯していた人たちは、
浪費家・ドーパミン中毒だと思います。

「300円まで」の有限感を、
日常のあらゆるやりくりに当てはめるのが「貧乏ごっこ」です。

この「おやつは300円まで」の感覚で質素倹約を楽しむことができれば、
サイドFIRE達成までの道のりは「勝ち確」です。

「遠足の準備」の罠

私は、
上記内容を盛り込み、
「遠足の準備」のように楽しくサイドFIREを達成しました。

そして、
実際に資産4,000万円を達成し、
サイドFIREという選択肢を得た直後の素直な感想です。



「遠足の準備」が、
一番楽しかった・・・。

遠足当日」よりも、
「遠足の準備」の方が楽しい現象。

燃え尽き症候群とも、
若干似ていると思います。

私は私が思っていた以上に仕事が大好きで、
退職したことに名残惜しさを感じているのかもしれません。

そもそも、
週5日の労働から解放される意味はなく、
心の底では仕事を辞めたくなかったのかもしれません。

もしかしたら、
前述の「自由な日々」のイメージが足りなかったのかもしれません。

「自由な日々」をイメージして「ワクワク感」を得ていたつもりでいましたが、
実際は私が思っている以上に「仕事の日々」が楽しく、
日常が充足していたことにより「ワクワク感」があったのかもしれません。

もしかしたら、
前述の「リュックの中身(資産)」を蓄えすぎたのかもしれません。

本当は資産3,000万円で良かったところを4,000万円まで引っ張ってしまい、
「思ったよりも重たいリュック」に苦しめられ、
一番サイドFIREを楽しめる「サイドFIREの旬」も逃してしまったのかもしれません。

もしかしたら、
前述の「おやつ」を100円分くらいしか買わなくなったのかもしれません。

ストイックに質素倹約をやりすぎて、
100円分くらいのおやつしか買わなくなり、
ちょうど良い「300円まで」というバランスを失ってしまったのかもしれません。

何が正解なのか、
正直よくわかりません。

これは非常に難しい問題で、
私が現在抱えている「サイドFIREの葛藤」については、
今後たくさん記事を書いていく予定です。

まとめ:質素倹約は「遠足の準備」のように楽しむ!

以上、
『サイドFIRE達成までの過程は「我慢」ではなく「遠足の準備」』についてでした。

まとめです。

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はじめに:サイドFIREには向き不向きがある
 →質素倹約が「我慢」「苦行」であるか、
 「遠足の準備」として楽しめるか

質素倹約を「我慢」ではなく「遠足の準備」にする方法
 遠足の計画≒「自由な日々」をイメージし、ワクワクする

  →「ワクワク感」は質素倹約のモチベーションとなる
 遠足の荷造り≒「リュックの中身(資産)」は最低限で良い

  →自分に必要な荷物量(資産額)を見極めることが大切
 遠足のおやつ≒「おやつは300円まで」の有限感を楽しむ
  →これぞ質素倹約の醍醐味

「遠足の準備」の罠
 →「遠足当日」よりも、「遠足の準備」の方が楽しい現象

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サイドFIREやFIREを目指している人たちへ、
質素倹約は「遠足の準備」のように楽しむことをお勧めします。

「今ここ」を楽しく生きつつ、
遠足の準備のような「ワクワク感」を保ち続けることが出来たら、
間違いなく人生は充実します。

決して、
「我慢」や「苦行」ではありません。

もし「我慢」や「苦行」になっているのであれば、
続ける意味はないかもしれません。

「今ここ」を楽しく生きることを優先しましょう。

上手く捉えれば、
質素倹約もポジティブなものに変換していけます。

私は今、
楽しい遠足(サイドFIRE)が始まったばかりですが、
色々な感情がうごめき、

葛藤しています。

自由な時間を獲得し、
毎日毎日思考できるようになった結果、
色々と思うことがあります。

遠足当日の朝の今のリアルな感情について、
「サイドFIREの葛藤」として、
1つずつ記事にまとめていく予定です。

また、
「帰るまでが遠足」です。

最後まで、
気を抜かず、
計画的に生き抜いていこうと思います。

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「サイドFIREの葛藤」シリーズの記事を沢山書きました。
※是非読んでみてください

↓こちらもおすすめ↓

・貧乏ごっこの概要

・お金の後悔シリーズ

・ゆるいポイ活

・サイドFIREの概要

・サイドFIREの達成戦略

・9年で4,000万円作った過程

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