【圧倒的時間不足】他人を応援するほど、人生は長くない【サイドFIREの葛藤】

②貧乏ごっこ

今回は、
「サイドFIREの葛藤:他人を応援するほど、人生は長くない」についてまとめていきます。

私は30代前半で4,000万円の資産を作り、
サイドFIREのような生活をしています。

サイドFIRE生活の中では、
様々な悩みや葛藤があります。

悩みや葛藤は割とネガティブなものですが、
私なりにそれらをポジティブに転換しています。

・「他人を応援」しすぎている人
・これからサイドFIREやFIREを目指す人

必見です。

サイドFIREへ向けた予習として参考にしたり、
共感していただけると嬉しいです。

〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人

〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。

〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ

本記事の構成は、下記の通りです。

人生100年時代は、長く、短い

医療の進歩により平均寿命は延び続け、
多くの人が100歳まで生きる「人生100年時代」に突入することが現実味を帯びています。

このことについては、
様々な意見があります。

良い面も悪い面も、
それぞれ多々あると思います。

そして、
「人生100年時代」の「長さ」についても、
個人差が大きく出てくると思います。

今回の記事では、
そんな「人生の長さ」について書いていきます。

無為に過ごすには長すぎる

人生100年時代は、
無為に過ごすには長すぎます。

何もせずに漫然と過ごしている状態が長く続けば、
その100年は苦痛で長い時間となるでしょう。

特に、
長生きするメリットが小さい人ほど、
とても長く感じると思います。

まさに今「長生きリスク」「老後2,000万円問題」に直面し、
長生きすることでお金や健康の問題が深刻化する人が増えてきています。

このような場合は、
「長生き=デメリット」になるということです。

寿命が延びることをポジティブに捉えることが出来なければ、
これからの時代は地獄となるでしょう。

まるで、
人生のほとんどが懲役刑のようなものです。

そのためにも、
お金や知識において抜かりのない準備が必要です。

有為に過ごすには短すぎる

逆に、
有為に過ごそうとすればするほど、
人生の短さを痛感します。

私もサイドFIRE生活に入り、
自由な時間を得てもなお、
時間が足りない感覚に陥っています。

むしろ、
自由を得たからこそ、
有為に生きるが故に、
時間が足りていないのかもしれません。

油断していたら、
あっという間に人生が終わりそうです。

たくさんの選択肢を得て、
やれることが増えたからこそ、

人生は「有限」であることを日々痛感しています。

まるで「自由の刑」に処せられている感覚です。
※詳しくは下記記事でまとめています

「自由の刑」に処せられる背景の1つに、
「有限」があると考えています。

もしも無限の時間を持ち、
人生で全ての選択肢をやり尽くすことができるのであれば、
「選択」による責任は発生しません。

人生は「有限」であるからこそ、
1つの「選択」により「他の選択肢を選べない」という、

他の機会を失うことに繋がり、
「選択」による責任が発生するのです。

「有限」の世界において、
1つの「選択」は、
他の全ての「選択肢」を失うことを意味します。

人生で果たせる選択が少なすぎるからこそ、
人生は短く感じるのだと思います。

他人を応援するほど、人生は長くない

私は「人生の長さ」について考えた結果、
「他人を応援するほど、人生は長くない」

と考えるようになりました。

その理由について3つ挙げ、
詳しく解説していきます。

圧倒的時間不足

前述の通り、
人生を見つめ直す時間が増えるほど、
「圧倒的時間不足」を実感します。

自由な時間を手に入れるほど、
人生の選択肢が多ければ多いほど、
有為に過ごそうとすればするほど、
時間不足を痛感するのです。

明らかに、
100年では足りません。

しかも、
”若いうち”に出来ることはさらに限られてしまいます。

限られた時間の中、
まずは自分のできること、
自分がコントロールできることに注力すべきだと考えました。

まずは他人より自分にフォーカスを当てるべき

圧倒的時間不足の中を生きる上で、
自分にフォーカスを当てることが大切です。

特に、
無意識に「他人の時間」を生きている人は要注意です。

自分の意思に反して嫌な仕事を続け、
何年も何十年も会社から搾取されている人たちもこれに該当します。

我慢して自分を押し殺し、
「他人の時間」を生きている暇はありません。

これでは、
常に自分よりも他人が優先になっています。

そして、
他人を応援し、

「他人の人生」に自分を重ねている暇もありません。

例えば、
自分の子供や親族を全力で応援し、
サポートするのはとても有為であると思います。

※それは「自分の人生」の一部と言えます

それ以外のほとんどの事例、
「赤の他人」を応援するケースでは、
今の冴えない自分から目を背けて現実逃避し、
一時的に慰めているだけに見えます。

私は生まれつきあまり興味がありませんが、
熱狂的なアイドルファンなどがこれに該当すると思います。

また、
たいていの場合、
応援する側の人間よりも、
応援される側の人間の方が裕福で恵まれた環境で生きています。

この不思議な構図も、
典型的な「格差拡大」「搾取の構造」のように見えます。

重課金をし、
「自分の人生」をほとんど放棄しているという現実があるのであれば、
それは完全に無為と呼べるでしょう。

「他人の人生」を生きるのではなく、
まずは「自分の人生」を充実させることの方が優先だと、
強く思います。

自分の人生を生きるのに精一杯

まずは「自分の人生」を充実させることが優先ですが、
有為に過ごそうと思えば思うほど、
「自分の人生」を生きるのに精一杯であることに気が付きました。

本気で「自分の人生」を生きようとすれば、
他人の応援をしたり、
「他人の人生」を生きる前に、
100年が終わってしまいます。

人生は有限であり、
やれることは限られています。

「自分と自分の周りのごく一部の人間の幸せ」
に注力することが現実的だと考えました。

他人を応援するほど、
人生は長くないです。

私も「自分の人生」を生きるようになって以降、
自然と他人を応援することが減りました。

他人の応援にも、
確かに良い点もあります。

スポーツであれば楽しく、
一喜一憂しつつ充実した時間を過ごすことが出来ます。

しかし、
人生において多くの時間を費やすべきではありません。

あくまで人生のスパイスであり、
応援に使う時間・お金は総量の1%以下にとどめたほうが良いと考えます。

※使う時間は週2時間以下といったレベル

自分の人生の主役は、
自分自身です。

私もこれまではJリーグクラブを応援したり、
スポーツ全般で日本代表を応援したりしていましたが、
ほとんどが無為でした。

今では、
サッカー日本代表だけを応援しています。

※時期でばらつきがありますが、使う時間は概ね週2時間以下に収まっていると思います

完全に無駄であったDAZNも解約しました。

「他にやることがないから」と、
惰性で他人の応援をすることはやめた方が良いです。

他人の応援の前に、
自分にフォーカスを当てて、
「自分の人生」を精一杯生きましょう。

なお、
大きな成功を収め、
経済的に大きな余裕が生まれたりすれば、
話は違ってくると思います。

そのような時がやってきたのであれば、
大いに他人を応援し、
寄付や慈善事業に精を尽くすのが良いと思います。

それまでは、
身分不相応だと考えた方が自分のためです。

まとめ:他人を応援するのではなく、まずは全力で自分を応援する

以上、
「サイドFIREの葛藤:他人を応援するほど、人生は長くない」についてでした。

まとめです。

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人生100年時代は、長く、短い
 無為に過ごすには長すぎる

 →寿命が延びることが地獄となるケースもある
 有為に過ごすには短すぎる

 →時間が有限だからこそ「自由の刑」に処せられる

他人を応援するほど、人生は長くない
 ①圧倒的時間不足

 →明らかに100年では足りない
 ②まずは他人より自分にフォーカスを当てるべき

 →無意識に「他人の時間」を生きている人は要注意
 ③自分の人生を生きるのに精一杯
 →自分と自分の周りのごく一部の人間の幸せに注力することが現実的

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私個人としては、
「他人を応援するほど、人生は長くない」
と考えています。

最初に他人の応援をすることがバカバカしく思えた時は、
酷いうつ状態の時でした。

当初は「全てに対して熱くなれなくなっただけでは?」と思いましたが、
メンタルが回復した後も同じ思いであるため、
そうではないんだと思います。

むしろ、
「自分の本当にやりたいこと」にフォーカスを当てることで、
以前より熱い人生を送ることが出来ています。

これまで他人に分散していたエネルギーを集中させ、
まずは自分に当てることが出来るようになったと思います。

他人を応援するのではなく、
まずは全力で自分を応援するようなイメージです。

「自分の人生」を生きるために、
まずは自分にフォーカスを当て、
「自分と自分の周りのごく一部の人間の幸せ」に注力することをおすすめします。

他人の応援は、
その基盤が整ってからです。

死ぬ直前に後悔しないよう、
まずは自分を全力で応援し、
「自分の人生」を生きていきましょう。

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