【老後2,000万円問題】新NISAとiDeCoだけで解決可能【サイドFIRE達成】

④投資家ごっこ

今回は、
「老後2,000万円問題は新NISAとiDeCoだけで解決可能」について書いていきます。

私は30代前半で4,000万円の資産を作り、
現在はサイドFIREのような生活を送っています。

一時期話題になった「老後2,000万円問題」もクリアし、
老後の不安も一切ありません。

本記事では、
新NISAとiDeCoという制度をフル活用し、
老後2,000万円問題を解決する方法について解説します。

・老後2,000万円問題に不安&ストレスを抱いている方
・シンプルかつ楽な方法で、老後の不安&ストレスを解消したい方

必見です。

〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人

〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。

〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ

本記事の構成は下記の通りです。

はじめに:老後2000万円問題とは?

金融庁が2019年6月3日に公表した金融審議会の市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」により、
「老後2,000万円問題」が話題となりました。

「これからの時代、老後資金は1人あたり2,000万円不足する」
という話です。

「老後2000万円問題」に関しては、
他の方も議論している通り試算が雑であり、
そもそも「人それぞれ(様々な要素で不足金額は大きく異なる)」としか言いようがなく、
一概に当て嵌めるのはナンセンスだと思います。

しかし、
下記問題により、
かつてのような「皆が楽して悠々自適な老後生活を送ること」はできなくなります。

①寿命が伸びて人生100年時代が到来
②少子高齢化により年金受給額が減る
③終身雇用が崩壊して退職金に期待ができなくなる

この現実からは目を逸らさず、
自分の力でしっかりと備えなければなりません。

年金は自分で作る時代

問題①:平均寿命が延びて人生100年時代が到来する

当然、
「老後の期間」が長くなれば、
「必要となる資金」は大きくなります。

俗に言う「長生きリスク」です。

長生きすることに怯えなければならないなんて、
なんとも残酷な話だと思います。

しかし、
残念ながら、
長生きすることに備えてしっかり準備をしなければならない時代となります。

人生100年時代については、
過去記事で詳しく書いているので、
気になる方は確認して下さい。

問題②:少子高齢化により年金受給額が減る

少子高齢化による「年金崩壊」も問題となっています。

「年金が全くもらえない」のは誤りで、
正しくは「年金が減る」です。

年金制度が完全に崩壊し、
「年金が全くもらえない状況」になるのは、
下記3条件が揃った時だけです。

①現役世代が誰も年金保険料を納めない
②誰も税金を納めない
③財源が完全になくなる

サラリーマンは年金保険料を強制徴収されていますし、
「年金が全くもらえない状況」になるのは「日本が終わる時」です。

しかし、
残念ながら、
年金受給額が減ることは避けられません。

問題③:終身雇用が崩壊して退職金に期待ができなくなる

終身雇用が崩壊し、
退職金に期待ができなくなっていることも周知の事実です。

厚生労働省の「就労条件総合調査」によると、
定年退職者の平均退職金は下記の通り推移し、
1997年の2,871万円をピークに右肩下がりとなっています。

・1997年 → 2,871万円
・2003年 → 2,499万円
・2008年 → 2,280万円
・2013年 → 1,941万円
・2018年 → 1,788万円

年を追うごとにガッツリ給付額が下がり、
たった20年で1,000万円も退職金が減っている状況です。

残念ながら、
今後V字回復することはなかなか考えづらく、

ますます減っていくことでしょう。

「新NISAとiDeCoの満額活用」で老後対策はクリア

では、
最悪な事態を想定し、
今からどう備えれば良いか?

結論から言うと、
老後2,000万円問題に対する対策として、
「新NISA+iDeCoの満額活用」をおすすめします。

非課税制度の充実により、
シンプルに老後対策を立てられるようになりました。

最初に投資する銘柄・ポートフォリオを決め、
ほったらかし資産運用(新NISA+iDeCoの満額活用)行うだけでOKです。

新NISAが優先で、
余力があればiDeCoです。

新NISAが優先:1,800万円を埋めることだけでクリア

新NISAの1,800万円を埋めることができれば、
それだけでクリアと思って良いです。

まずは余計なことを考えず、
「新NISAの1,800万円を埋めること」だけを目標に行動するのもアリだと思います。

1,800万円を埋めることが無理でも、
月6万円程度の積み立て投資を20年以上コツコツ続けることにより、

2,000万円を作ることは非常に現実的です。

余力があればiDeCo:鬼に金棒

余力でiDeCoもフル活用できれば、
鬼に金棒です。

もちろん、
リスク資産なので元本割れするリスクもあります。

私は新NISA+iDeCoの枠は全てインデックスファンドのみ(主に全米株式)で構成しています。

インデックス投資は「勝者のゲーム」と呼ばれていますが、
「投資必勝法」ではありません。

自分の老後計画を考慮し、
適正なリスクを取る必要があります。

※銘柄・ポートフォリオに関しては、他人の意見を鵜呑みにすることなく、自分でしっかりと勉強して自分で決定した方が良いです。

私個人としては、
全米株式インデックスファンド(S&P500)および全世界株式インデックスファンドをおすすめします。

私は、
老後の余計な不安&ストレスを常に意識し、
「ぼんやりとした不安」に苛まれるのはナンセンスだと考えています。

「いまここ」を生きることが出来ず、
人生のQOLが下がってしまいます。

資産運用に正解はありません。
未来のことは誰にもわかりません。

よって、
100点を目指すのは時間の無駄です。

私は老後対策は極力意識せず、
やり込むことのないよう、
「新NISA+iDeCoの満額活用」で、

インデックスファンドを購入することとしました。

まさに、
「シンプルかつ楽な対策」です。

それにより、
老後の不安&ストレスから解放されました。

やはり、
出来るだけ「シンプルかつ楽な対策」をとり、
基本ほったらかし(意識しない!)がお勧めです。

新NISA&iDeCoともに、
税金が優遇された魅力的な制度です。

活用しない手はないでしょう。

まとめ:老後2,000万円問題は新NISA+iDeCoだけで解決可能!

以上、
「老後2,000万円問題は新NISAとiDeCoだけで解決可能」について解説してきました。

まとめです。

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・はじめに:老後2,000万円問題とは?
 ①寿命が伸びて人生100年時代が到来
 ②少子高齢化により年金受給額が減る
 ③終身雇用が崩壊して退職金に期待ができなくなる

 →この現実からは目を逸らさず、自分の力で備えなければならない

・「新NISAとiDeCoの満額活用」で老後対策はクリア
 ①新NISAが優先:1,800万円を埋めることだけでクリア
 ②余力があればiDeCo:鬼に金棒

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「老後2000万円問題」について、
「シンプルかつ楽な対策」を提案しました。

とにかく、
不安やストレスを極限まで減らすため、
基本ほったらかし(意識しない!)をお勧めします

次回の記事では、
新NISAとiDeCoの運用について、
具体的な方法について解説していきます。

資産運用については、
過去記事でも詳しく書いています。

少しでも参考にしていただけると幸いです。

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