今回は、
「サイドFIRE生活における悩み」についてまとめていきます。
「サイドFIREの葛藤」の総集編(51〜100)です。
私は30代前半で4,000万円の資産を作り、
サイドFIREのような生活をしています。
サイドFIRE生活の中では、
様々な悩みや葛藤があります。
その悩みや葛藤について多くの記事を書いたので、
まとめていきます。
悩みや葛藤は割とネガティブなものですが、
私なりにそれらをポジティブに転換しています。
これからサイドFIREやFIREを目指す人、
必見です。
サイドFIREへ向けた予習として参考にしたり、
共感していただけると嬉しいです。
※良くも悪くも、
ありのままのリアルな感情を書き出します。
それぞれの記事で詳しく書いているので、
是非記事を読んでください。
〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人
〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。
〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ
本記事の構成は、下記の通りです。
- サイドFIRE生活における悩み・葛藤
- サイドFIREの葛藤:51〜100
- 【相続税は意味不明?】理不尽!廃止すべき!という相続税批判の問題点
- 【資本主義社会の限界】お金に頼らない生き方を考える
- 【資本主義社会の終わり】評価経済社会におけるFIREについて考える
- 【資本主義社会の終わり】ポスト資本主義社会におけるFIREについて考える
- 【r>g】資産が増えるメリットとデメリット
- 【浪費家問題】「宵越しの金は持たない」ではなく「宵越しの金は持てない」
- 【好きなことで、生きていく】趣味を仕事にすると、嫌いになる理由
- 【仕事を娯楽にする】「好きなことで、生きていく」を実現する方法
- 【作業か労働か娯楽か】「3人のレンガ職人」から学ぶFIREの本質
- 【面白い物語】V字回復やW字回復を狙うデメリットと危険性
- 【倹約は美徳?】蜂の寓話(私悪は公益なり)とFIREについて考える
- 【節約や貯金は悪徳?】倹約のパラドックスを回避する方法を考える
- 【どれも正解・どれも不正解】ファミレスのメニュー選びは自由の刑
- 【メニューが多すぎる】ファミレスから学ぶ、自由の刑から抜け出す方法
- 【エッセンシャル思考】FIRE達成前後におけるビックロックの法則の変化
- 【ビッグロックの法則】FIRE達成後の小石、砂、水、空気の重要性
- 【車輪の再発明は無駄?】エフォートレス思考のデメリット
- 【あいまいな記憶】「進化しすぎた脳」から学ぶ、曖昧さのメリット
- 【30代でFIREを実現】自由を手に入れる最適なタイミング
- 【学習性無力感】お金におけるエレファントシンドロームを克服する方法
- 【サーカスの象理論】自由を追い求めるFIREが「杭」に変わるとき
- 【エレファントシンドローム】「FIRE」という杭と上手く付き合う方法
- 【BIはユートピアか?】セルフベーシックインカムのメリット
- 【BIはディストピアか?】セルフベーシックインカムのデメリット・問題点
- 【自由の逆説】セルフベーシックインカムのデメリットを解消する具体策
- 【監督かプレイヤーか】ポケモンとドラクエから学ぶFIRE人生戦略
- 【面白い人生とは】ゲームの「収集・交換・育成・対戦」から学ぶFIRE戦略
- 【成熟社会の現実】ゼロ成長がもたらす「ゼロサムゲーム」の本質
- 【成熟社会の活路】ゼロ成長がもたらす「ゼロサムゲーム」を生き抜く方法
- 【逆境力を手にする】「弱くてニューゲーム」を楽しむ方法
- 【失敗信仰】「たくさん失敗しよう」がスローガンで終わる理由
- 【失敗はサイエンス】「失敗しろ」というスローガンを行動に結びつける方法
- 【失敗の科学】「成功はアート、失敗はサイエンス」は本当か?失敗信仰を解剖
- 【敗戦国の十字架と負け癖】現代日本はマイナスサムゲーム?
- 【日本脱出】日本経済への不安を払拭する方法
- 【自由と孤独の境界線】「誰にも縛られない」と「誰もいない」は紙一重
- 【真理】わずかしか持たない者ではなく、多くを望む者が貧しいのである
- まとめ:FIRE仲間を募集
サイドFIRE生活における悩み・葛藤
サイドFIREを達成するまでには、
10年単位の長い時間がかかります。
その準備の中で、
私も「サイドFIRE生活」について妄想を膨らませてきました。
しかし、
実際にやってみなければ見えてこないことが多々あります。
そして、
その中には想定しなかったような「葛藤」がありました。
葛藤とは、
「心の中で対立する感情や欲求が争う状態」のことをいいます。
サイドFIREには長い準備が必要なので、
理想と現実とのギャップも発生しやすいと思います。
「燃え尽き症候群」とも似ているかもしれません。
自由な時間が増えたからこそ、
哲学的な思考をする機会が増え、
そのことも要因の1つだと思います。
この「サイドFIREの葛藤」シリーズでは、
いろんな感情をできる限り言語化しました。
「エアプ」ではない、
リアルな「サイドFIREの葛藤」をお届けできればと思います。
サイドFIREの葛藤:51〜100
前回(1〜50)はこちら
↓
【相続税は意味不明?】理不尽!廃止すべき!という相続税批判の問題点
相続税が親ガチャ等による「理不尽な格差拡大」を是正する
→無能な二代目ほど、相続税批判をする傾向が強い
相続税批判の問題点
①他力本願な無能モンスターを生み出す
→相続税批判は、「親ガチャ」による相続が必須な無能であることの証明
②「与える教育」はわがままモンスターを生み出す
→自分の思うようにいかなければすぐに癇癪を起こす
③成長の機会を失い、「何も知らない」モンスターへ進化
→「親に年金を払ってもらった人」は、何も知らない
④「優秀な遺伝子」が発揮できなくなる
→相続するのは、「優秀な遺伝子」と「高水準の教育」だけで十分
【資本主義社会の限界】お金に頼らない生き方を考える
資本主義社会の限界について
→「貨幣経済社会」が終わることに備えなければならない
お金に頼らない生き方を考える
①お金は必要最低限しか持たない(LeanFIRE)
→質素倹約で生きれば、お金はほとんど要らない
②原始的な生活(自給自足と物々交換)
→必要なお金がさらに少なくなり、ますますお金の価値が下がる
③自由な時間を使いこなし、「精神的豊かさ」を追求する
→若いうちから「自由な時間」に慣れ「時間を使いこなす能力」を磨く
【資本主義社会の終わり】評価経済社会におけるFIREについて考える
資本主義社会の限界:お金に頼らない生き方
→資本主義社会に変わる「新しい経済社会」に備える必要がある
評価経済社会とは
→いまだに貨幣経済が残る現代では「評価が金になる」という話
評価経済社会におけるFIREについて考える
①FIRE達成の難易度が下がる
→「お金:評価=50:50」になれば3,000万円で済むようなイメージ
②早くFIRE達成することが「評価」を上げるアドバンテージになる
→「自由な時間」が多いほど「評価」が得られる可能性が高まる
【資本主義社会の終わり】ポスト資本主義社会におけるFIREについて考える
資本主義社会の限界:お金に頼らない生き方
→資本主義社会に変わる「新しい経済社会」に備える必要がある
ポスト資本主義社会とは
→「限りない拡大・成長」よりも「持続可能性」に軸足を置いた経済社会
ポスト資本主義社会におけるFIREについて考える
ポスト資本主義社会においてLeanFIREが最強な理由
①失業に怯えなくて済む
②労働から降りることが社会貢献になりうる
③過剰に資産を持つ意味が無くなる
【r>g】資産が増えるメリットとデメリット
資産が増えるメリットとデメリット
・メリット:お金がお金を呼ぶ
①資産を持っているだけで受けられる恩恵
②「r>g」を実感
・デメリット:「守る力」が問われる
①各所から資産を狙われている
②”本当の意味で”金融リテラシーを上げる必要がある
③ギャンブルの誘惑に打ち勝つ必要がある
【浪費家問題】「宵越しの金は持たない」ではなく「宵越しの金は持てない」
「宵越しの金は持たない」浪費家による、倹約家批判
→たとえ笑い話やネタとしてであっても、批判されることはあまり気分の良いものではない
「宵越しの金は持たない」の問題点
①自分の「だらしなさ」を正当化しているだけ
→「気前が良い」「粋である」姿とはかけ離れている
②「宵越しの金は持てない」だけ
→「金がない」が口癖であり、”受動的な金欠”である
③「言葉の真意」が理解できていない
→御都合主義が染みつくと読解力が著しく下がる
【好きなことで、生きていく】趣味を仕事にすると、嫌いになる理由
「好きなことで、生きていく」は難しい
→YouTubeの策略通り、賛否で盛り上がった
趣味を仕事にすると、嫌いになる理由
①自由度がなくなる苦痛
→趣味(好きなこと)とは、「自由」であるべき
②利益のために頑張らなくてはいけない
→「趣味」と「頑張らなくてはいけない」を両立させることは困難を極める
③最終的に「作業」へと成り下がる
→「3人のレンガ職人」における、”仕方なくレンガを積む1人目”と同じ
【仕事を娯楽にする】「好きなことで、生きていく」を実現する方法
趣味を仕事にすると、嫌いになる理由
→「趣味」と「仕事」を両立させることは困難を極める
「好きなことで、生きていく」を実現する方法
①「利益度外視」のスタンスを貫く
→「趣味」と「利益」を結びつけた途端、それが娯楽ではなく労働になる
②ベーシックインカムを作り生活基盤を整える
→「多くの自由な時間」も必要不可欠
③「副業」の域から出さないこと
→少しだけ「利益」が必要で、少しだけ「頑張る」場面が発生する
【作業か労働か娯楽か】「3人のレンガ職人」から学ぶFIREの本質
新人研修で用いられる「3人のレンガ職人」の話
→「多くの新入社員は”大聖堂を作る3人目”にはなれない」説
「3人のレンガ職人」から学ぶFIREの本質
①”仕方なくレンガを積む1人目”は「仕事=作業」
→「仕事の労力」>「報酬(お金および成果)」
②”家族を養う2人目”は「仕事=労働」
→「仕事の労力」≒「報酬(お金および成果)」
③”大聖堂を作る3人目”は「仕事=娯楽」
→「仕事の労力」<「報酬(お金および成果)」
【面白い物語】V字回復やW字回復を狙うデメリットと危険性
プロだけが知っている小説の書き方:W理論
→「面白い物語」には、必ず起伏が存在する
V字回復やW字回復を狙うデメリットと危険性
①愚かな「一発逆転狙い」でしかない
→あえて転落させて”コントラスト効果”を期待するのは非常に危険
②「回復過程」は筆舌に尽くし難い苦痛
→全知全能の神ではないため、ハンデをつける資格などない
③「L字」に終わり、再起不能へ
→「V字回復およびW字回復の失敗」のリアル
【倹約は美徳?】蜂の寓話(私悪は公益なり)とFIREについて考える
書籍「蜂の寓話(私悪は公益なり)」
→個人の私的な欲望や「悪徳」が結果的に社会全体に公益をもたらす
蜂の寓話(私悪は公益なり)とFIREについて考える
①倹約は美徳である
→「大金を叩く」浪費は悪徳であり、「節制に励む」倹約は美徳
②倹約は消費を減少させ、贅沢は経済を動かす
→悪徳をむやみに制限することは逆に国家の衰退を招く
③倹約は経済循環を阻害する悪徳である
→「道徳的な蜂の巣」のように最終的に社会の繁栄が失われる
④悪徳であれば、健全な蜂の巣の一部
→美徳と悪徳を行き来し、常に健全な蜂の巣の一部として機能する
【節約や貯金は悪徳?】倹約のパラドックスを回避する方法を考える
節約や貯金は悪徳?「倹約のパラドックス」について
→「個人が節約を意識すると結果的に経済全体に悪影響を及ぼす可能性がある」という正論
倹約のパラドックスを回避する方法を考える
①消費の質を高める
→消費全体を維持することで経済への悪影響を減らす
②サブスクやシェアリングエコノミーを活用
→資源の効率的な活用と無駄のない経済活動に寄与する
③モノより経験への消費を拡大する
→大量生産・大量消費社会へのアンチテーゼとなる
④投資を通じた間接的な消費
→「投資を通じて応援すること」は社会貢献である
⑤自己投資による社会貢献
→長期的な消費能力を高める可能性は高い
【どれも正解・どれも不正解】ファミレスのメニュー選びは自由の刑
ファミレスのメニュー選びが「自由の刑」である理由
①”多方面において”選択肢が多すぎる
→メニュー以外にも選択肢の相乗効果があることがさらに厄介
②どれも正解・どれも不正解
→「和洋中の境界線を越えたカオス」で後悔が発生しやすい
③バイキング・ビュッフェと違い、選択の責任が重い
→他のモノを選ぶ「他の世界線」が多すぎるため、その後悔と責任が大きくのしかかる
【メニューが多すぎる】ファミレスから学ぶ、自由の刑から抜け出す方法
ファミレスのメニュー選びは自由の刑
→ファミレスは自由そのものを体現していると言っても過言ではない
ファミレスから学ぶ、自由の刑から抜け出す方法
①いつもの(メニューを開かない)
→意思決定に余計な労力を使わない、現代を生き抜く重要な戦法
②ランダムに委ねる
→ゲーム性やエンタメ性に長け、人生に彩りを加える
③おまかせ・他人に決めてもらう
→主体性を削ぐなどのデメリットがあり、やり過ぎに注意が必要
④シェアで軽減
→まさしく「リスク分散」であり、人生のあらゆる場面で役に立つ
⑤ファミレスに行かずに専門店に行く
→固定観念にとらわれず、常識を疑うことが重要である
【エッセンシャル思考】FIRE達成前後におけるビックロックの法則の変化
ビッグロックの法則とエッセンシャル思考の融合
・ビッグロックの法則
→「人生の中で最も重要な要素を先にスケジュールに組み込む」という考え方
・エッセンシャル思考
→本当に重要なことだけを選び取る思考法
FIRE達成前後におけるビックロックの法則の変化
・FIRE達成前のビッグロック:目標達成重視
①収入の最大化
②質素倹約
③投資運用
④健康管理
・FIRE達成後のビッグロック:充実感重視
①自己実現
②人間関係
③健康と幸福
④余白の確保
【ビッグロックの法則】FIRE達成後の小石、砂、水、空気の重要性
FIRE達成前後におけるビックロックの法則の変化
→ビッグロックの切り替えは非常に難しい
FIRE達成後の小石、砂、水、空気の重要性
①ビッグロック
→「ビッグロックだけでは満たされない」という感覚が芽生える
②小石
→これまで疎かにしてきたが、FIRE後の生活を彩るものになる
③砂
→健康維持や生活の秩序を保つために必要な要素となる
④水
→”目に見えないが根本的に大切なもの”として捉えることも可能
⑤空気
→「あえて何も詰めない」という選択をポジティブに捉えるべき
【車輪の再発明は無駄?】エフォートレス思考のデメリット
エフォートレス思考とは
→「努力を最小化して成果を最大化する」思考法
エフォートレス思考のデメリット
①深い理解が得られない
→課題の本質や裏に隠れた真実を見逃してしまう可能性がある
②創造性を制限する
→既存の「最適な方法」を疑い、独自の方法を模索する過程が重要
③スキルの成長を妨げる
→「無駄な努力」に見える経験こそが長期的に大きな成長をもたらす
④「価値ある失敗」の喪失
→「車輪の再発明」を避けることは、失敗を避けることと同じ
⑤説得力が無くなる
→全てをショートカットすることは自分の首を絞めることに繋がる
【あいまいな記憶】「進化しすぎた脳」から学ぶ、曖昧さのメリット
「進化しすぎた脳」:人間はあいまいな記憶しかもてない
→厄介な”曖昧さ”を肯定する「あいまいな記憶」は、
人生を豊かにするヒントになる
人生における”曖昧さ”のメリット
①応用力と創造力の向上
→新しい発想を生み出す源となり、創造力を高める
②AIの”完璧さ”を補完する柔軟性
→予想外のチャンスを掴むことが可能となる
③コミュニケーションが円滑になる
→多様な視点を認め、深い対話が生まれやすくなる
④ストレスが軽減される
→満足できるラインを広げることができ、心の余裕が生まれる
⑤発見や学びが増える
→人生に「ゆとり」や余裕が不可欠
【30代でFIREを実現】自由を手に入れる最適なタイミング
FIREの旬、「最適なタイミング」
→FIREを実現するタイミング次第で人生の満足度は大きく変わる
30代がFIREのベストタイミングである理由
・20代では早すぎる理由
圧倒的な経験値不足
自己投資の黄金期
資産が非常に脆い
・40代では遅すぎる理由
体力と気力の低下
制限が増え、柔軟性が低下する
失敗からの回復力が弱まる
・30代でFIREすべき理由
体力・気力・経験のバランスが最高
人生設計の柔軟性が高い
強い資産が築ける
【学習性無力感】お金におけるエレファントシンドロームを克服する方法
お金におけるエレファントシンドローム
①貧困による無力感
→「お金がないからできない」という固定観念
②満たされない欲望に対する無力感
→「より多く稼がないと幸せになれない」という価値観への妄信
お金におけるエレファントシンドロームを克服する方法
①自分を縛る「杭」の存在を知る
→長年押し殺してきたものであり、直視したくないもの
②固定観念を疑い、情報をアップデートする
→柔軟性に乏しい先入観を疑う必要がある
③「心の豊かさ」にフォーカスする
→脱資本主義や脱消費社会で生き抜くためにも大切
④「小さな成功体験」を積み重ねる
→試行錯誤しながら色々な角度から抜く
⑤「もうダメだ」を「まだダメだ」書き換える
→「諦める心」が「希望を持つ心」へと変わる
【サーカスの象理論】自由を追い求めるFIREが「杭」に変わるとき
お金におけるエレファントシンドロームを克服する方法
→「FIREそのものが、自分を縛る杭になり得るのではないか?」という問いが生まれる
自由を追い求めるFIREが「杭」に変わるとき
①FIREの持つ矛盾
→自由を追求するはずが、「制約」や「自由の刑」といった杭が存在する
②ミニマリズムの限界
→無意識のうちに新しい体験や欲求を諦めてしまうリスクがある
③内なる欲望との葛藤
→”内なる欲望”がある限り、心の中に新たな杭が生まれ続ける
④安定への執着
→挑戦できなくなる事態に陥れば、それは幸せなFIREではない
⑤自分で作った「理想像」の呪縛
→過度な期待や思い込みが、自分を縛る杭になる
【エレファントシンドローム】「FIRE」という杭と上手く付き合う方法
「FIRE」という杭と上手く付き合う方法
①「良い杭」と「悪い杭」を見極める
→杭を知らなければ自由を活かすことが出来ない
②自由の刑からの解放
→杭は”人生における最適な選択肢”を保つために活用できる
③杭は人生の軸である
→杭がなければ人生は”ただの漂流”に終わる可能性がある
④制約が生む創意工夫
→制約の中でこそ、新しい価値観や行動が生まれる
⑤「動かせる杭」を持つ
→杭は絶対的なものではなく、状況に応じて調整可能な道具である
【BIはユートピアか?】セルフベーシックインカムのメリット
社会的ベーシックインカムと、セルフベーシックインカム
・社会的なベーシックインカム(社会的BI)
→政府や自治体が全国民(全市民)に無条件で一定額を給付する仕組み
・セルフベーシックインカム(セルフBI)
→個人で「自分のために作るベーシックインカム」
セルフベーシックインカムのメリット
①最高の精神安定剤となる
→「お金に対する不安」を解消する心理的な恩恵が大きい
②健康と生活の向上
→ストレスフリーな生活がメンタルヘルスを改善する
③挑戦の自由
→経済的安定が挑戦への心理的ハードルを下げる
④労働の満足度が向上
→全ての労働が「娯楽」に近い形になる
⑤社会貢献の余地
→社会全体の調和や進歩に貢献する新しいライフスタイルを生み出す
【BIはディストピアか?】セルフベーシックインカムのデメリット・問題点
セルフベーシックインカムのメリット
→より豊かな人生を実現するための強力なツール
セルフベーシックインカムのデメリット・問題点
①チャレンジ精神が削がれる
→キャリアアップや学び直しの意欲が減退する可能性
②堕落していく
→2世代以上続け「労働しない」が当たり前になると恐ろしい
③社会的な孤立
→社会的繋がりを希薄にする効果を持つ
④スキルの停滞
→特に専門的な職業や”変化の早い”業界で顕著に現れる問題
⑤制度の脆弱性
→制度の持続可能性は100%と言い切ることは出来ない
⑥アイデンティティの喪失
→自分が何者であるかを見失う可能性がある
【自由の逆説】セルフベーシックインカムのデメリットを解消する具体策
セルフベーシックインカムのデメリット・問題点
→セルフBIのデメリット克服が、セルフBIの真価を引き出す
セルフベーシックインカムのデメリットを解消する具体策
①「チャレンジ精神が削がれる」への対策
インセンティブ設計によるゲーム化
制約付きの目標設定
②「堕落していく」への対策
自己成長プログラムの導入
セルフ相続税100%の導入
③「社会的な孤立」への対策
地域コミュニティの充実
ボランティア活動
④「スキルの停滞」への対策
学習の習慣化
VUCA時代への対応
⑤「制度の脆弱性」への対策
収入源の多様化
質素倹約の継続
⑥「アイデンティティの喪失」への対策
人生の目的のアップデート
メンターを見つける
【監督かプレイヤーか】ポケモンとドラクエから学ぶFIRE人生戦略
ポケモンとドラクエから学ぶFIRE人生戦略
①ポケモン:自分を守る合理的な戦法
→リスクを最小化しながら結果を追求する”現代的な合理性”を象徴
②ドラクエ:戦闘に加わる自己効力感
→自分の力を信じ、”挑戦し続ける生き方”を象徴
【面白い人生とは】ゲームの「収集・交換・育成・対戦」から学ぶFIRE戦略
「面白いゲーム」「面白い人生」とは何か?
→面白いゲームの4原則「収集・交換・育成・対戦」は、
人生にも応用可能
ゲームの「収集・交換・育成・対戦」から学ぶFIRE戦略
①収集:資産と経験を集める
→資産(お金、知識、人脈)や経験を収集すること
②交換:価値を最大化する
→スキルや資産を交換し、さらなる成長を目指す
③育成:自分と資産を育てる
→健康、スキル、ビジネス、精神力の育成が重要
④対戦:挑戦を楽しむ
→自己挑戦や競争を通じてさらなる高みを目指す
【成熟社会の現実】ゼロ成長がもたらす「ゼロサムゲーム」の本質
ゼロ成長がもたらす「ゼロサムゲーム」の本質
①成長の鈍化
→人口減少、イノベーションの限界
②資源の限界
→化石燃料の枯渇、環境規制
③分配の不平等
→格差拡大、政策の偏り
【成熟社会の活路】ゼロ成長がもたらす「ゼロサムゲーム」を生き抜く方法
ゼロ成長がもたらす「ゼロサムゲーム」の本質
→成長社会から成熟社会への移行がもたらす課題は大きい
ゼロ成長がもたらす「ゼロサムゲーム」を生き抜く方法
①価値の多様化:新たな価値を創造する
→幸福度・時間・環境保護といった「非経済的な価値」を重視
②共有経済の拡大:資源の効率的な活用
→限られる資源を効率的に活用し、競争や奪い合いを緩和
③協力モデルへの移行:個人と社会の共存
→競争よりも「協力」や「共創」によるウィンウィン関係
④成長の代替:非物質的な成長を目指す
→技術の発展を「従来の成長」ではなく「成熟」に投じる
【逆境力を手にする】「弱くてニューゲーム」を楽しむ方法
「強くてニューゲーム」というクソゲー
→楽しいゲームの本質は「弱くてニューゲーム」
「弱くてニューゲーム」を楽しむ方法
①「生まれ持ったスペック」で勝負する
→ありのままの姿で人生に立ち向かっていくことだけで、十分な「ハンデ」
②制約を設けて挑戦する
→環境に縛られる感覚をゲームの一部に変える
③未経験の分野で初心者に戻る
→初心者特有のもどかしさや小さな成長を、ゲームの要素として楽しむ
④失敗をイベントとして楽しむ
→成功のための失敗を繰り返し、ハンデを補うためにステータスを高める
⑤他者との比較を手放し、自分自身と競う
→他人と競争するのではなく自分の進歩を指標とする
【失敗信仰】「たくさん失敗しよう」がスローガンで終わる理由
失敗信仰:「失敗の科学」「失敗はサイエンス」
→”失敗を恐れず挑戦することの重要性”を説く言葉には説得力があるが、”実行に移すのが非常に難しい”という現実
「たくさん失敗しよう」がスローガンで終わる理由
①失敗に対する恐怖は本能的なもの
→失敗を恐れる気持ちは、人間の本能や社会的な影響によるもの
②「たくさん失敗しよう」の曖昧さ
→「たくさん失敗しよう」という言葉に具体性が不足している
③「成功至上主義社会」の存在
→”成功につながる失敗”だけが賞賛される環境
④成功した人の「失敗談」が美化されている
→たまたま成功に行き着いたのが「失敗信仰」を布教する成功者
⑤失敗の受け止め方に慣れていない
→成功者以外の人間は、「失敗を乗り越える経験」に乏しい
【失敗はサイエンス】「失敗しろ」というスローガンを行動に結びつける方法
「たくさん失敗しよう」がスローガンで終わる理由
→行動に移そうと決心しても、
実際にそれを行動に移すことは難しい
「失敗しろ」というスローガンを行動に結びつける方法
①「安全な失敗の場」を設定する
→失敗のハードルを下げ、恐怖心を減らす
②「失敗の定義」を再構築する
→失敗を細分化することで矮小化し「挑戦したこと自体」も評価する
③失敗を「データ」として活用する
→「”無駄死にする失敗”からも得られる教訓がある」と知る
④「失敗を共有する場」を持つ
→”失敗を受け入れる文化”を作ることが効果的
⑤「失敗後のルーティン」を作る
→失敗後に何をするかを予め決めておく
【失敗の科学】「成功はアート、失敗はサイエンス」は本当か?失敗信仰を解剖
「失敗しろ」というスローガンを行動に結びつける方法
→失敗は恐れるものではなく、活用すべき「資産」
「成功はアート、失敗はサイエンス」は本当か?失敗信仰を解剖
・「失敗信仰」への問い
→失敗を賛美しすぎるような「失敗信仰」には注意が必要
・成功はアートなのか?
→成功には過去の経験や規律といった「計画的な要素」も含まれている
・失敗はサイエンスなのか?
→失敗が常に価値あるデータを提供するわけではない
・「失敗信仰」の落とし穴
①失敗の過大評価
②無駄な行動を正当化する危険
③成功の軽視
【敗戦国の十字架と負け癖】現代日本はマイナスサムゲーム?
現代日本はマイナスサムゲーム説
①戦後日本のプラスサムゲームからのリバウンド
→戦後復興期の希望に満ちた時代とは大きく対照的
②敗戦国の十字架
→国民全体に潜在的な「敗者の記憶」を植え付けている
③戦勝国アメリカとの対比
→歴史的背景だけでなく、文化や国民性の違いも影響している
【日本脱出】日本経済への不安を払拭する方法
現代日本はマイナスサムゲーム?
→過去の歴史を尊重しつつも、
それに囚われすぎない心の在り方が求められる
日本経済への不安を払拭する方法
①住む場所の柔軟性:「日本脱出」という選択肢
→ほんの一握りの人間の不安を払拭する手段でしかない
②資産の分散化:脱「日本円依存」
→正当なリスク分散として、現実的な第一選択となる
③日本の強みを再発見:ネガティブの再評価
→「日本に留まる選択肢」のメリットに気づくことが出来る
④不安を払拭:メンタルアプローチ
→「世界は良くなっている」という事実を知る
【自由と孤独の境界線】「誰にも縛られない」と「誰もいない」は紙一重
自由を手に入れた先にあるもの
→「誰もいない」という想定以上に強烈な孤独感
「誰にも縛られない」と「誰もいない」は紙一重
①「誰にも縛られない」自由の魅力
→すべての時間を自分のために使える自由
②「誰もいない」孤独の現実
→アイデンティティの揺らぎを感じることもある
まとめ:「誰にも縛られない」自由を謳歌しすぎないこと!
【真理】わずかしか持たない者ではなく、多くを望む者が貧しいのである
「富」と「幸福度」は比例しない
「メキシコの漁師」の話
→最終的に求めているものは、すでに手に入っているかもしれない
本当に大切なのは「欲望のコントロール」
→「幸福度」と大きな関係があるのは、
収入や資産などの「富」よりも「欲望」
まとめ:幸福とは「選択」である
まとめ:FIRE仲間を募集
以上、
「サイドFIREの葛藤:51〜100」についてでした。
まとめです。
ーーーーーーーーーー
サイドFIRE生活における悩み・葛藤
→実際にやってみなければ見えてこないことが多々ある
サイドFIREの葛藤:51〜100
51【相続税は意味不明?】理不尽!廃止すべき!という相続税批判の問題点
52【資本主義社会の限界】お金に頼らない生き方を考える
53【資本主義社会の終わり】評価経済社会におけるFIREについて考える
54【資本主義社会の終わり】ポスト資本主義社会におけるFIREについて考える
55【r>g】資産が増えるメリットとデメリット
56【浪費家問題】「宵越しの金は持たない」ではなく「宵越しの金は持てない」
57【好きなことで、生きていく】趣味を仕事にすると、嫌いになる理由
58【仕事を娯楽にする】「好きなことで、生きていく」を実現する方法
59【作業か労働か娯楽か】「3人のレンガ職人」から学ぶFIREの本質
60【面白い物語】V字回復やW字回復を狙うデメリットと危険性
61【倹約は美徳?】蜂の寓話(私悪は公益なり)とFIREについて考える
62【節約や貯金は悪徳?】倹約のパラドックスを回避する方法を考える
63【どれも正解・どれも不正解】ファミレスのメニュー選びは自由の刑
64【メニューが多すぎる】ファミレスから学ぶ、自由の刑から抜け出す方法
65【エッセンシャル思考】FIRE達成前後におけるビックロックの法則の変化
66【ビッグロックの法則】FIRE達成後の小石、砂、水、空気の重要性
67【車輪の再発明は無駄?】エフォートレス思考のデメリット
68【あいまいな記憶】「進化しすぎた脳」から学ぶ、曖昧さのメリット
69【30代でFIREを実現】自由を手に入れる最適なタイミング
70【学習性無力感】お金におけるエレファントシンドロームを克服する方法
71【サーカスの象理論】自由を追い求めるFIREが「杭」に変わるとき
72【エレファントシンドローム】「FIRE」という杭と上手く付き合う方法
73【BIはユートピアか?】セルフベーシックインカムのメリット
74【BIはディストピアか?】セルフベーシックインカムのデメリット・問題点
75【自由の逆説】セルフベーシックインカムのデメリットを解消する具体策
76【監督かプレイヤーか】ポケモンとドラクエから学ぶFIRE人生戦略
77【面白い人生とは】ゲームの「収集・交換・育成・対戦」から学ぶFIRE戦略
78【成熟社会の現実】ゼロ成長がもたらす「ゼロサムゲーム」の本質
79【成熟社会の活路】ゼロ成長がもたらす「ゼロサムゲーム」を生き抜く方法
80【逆境力を手にする】「弱くてニューゲーム」を楽しむ方法
81【失敗信仰】「たくさん失敗しよう」がスローガンで終わる理由
82【失敗はサイエンス】「失敗しろ」というスローガンを行動に結びつける方法
83【失敗の科学】「成功はアート、失敗はサイエンス」は本当か?失敗信仰を解剖
84【敗戦国の十字架と負け癖】現代日本はマイナスサムゲーム?
85【日本脱出】日本経済への不安を払拭する方法
86【自由と孤独の境界線】「誰にも縛られない」と「誰もいない」は紙一重
87【真理】わずかしか持たない者ではなく、多くを望む者が貧しいのである
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気になった記事があれば、
是非読んでみてください。
※追加があれば、随時更新していきます
少しでも共感していただけると幸いです。
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